KTM390CUPに向けて！

今日は東京都のコロナ感染が初めて4000人を超えたそうでどうなってゆくのかとても不安ですね。不要不急の外出を控えるように言われてますので皆様にお伝えしたり誘いしたいことは沢山有るのですが無責任に騒げませんので静かに闘志を燃やし次なる自身の目標でもあります390CUP上位入賞目指して頑張っております。

こちらが私の愛車RC390です！あっ～いつ見てもカッコいいですね冷や汗 (顔) 　でも自分のバイクが大好きという事は大切ですからね指でOK

と言いながらほぼ390CUPの練習とレースでしか使っていないのですがそれ相応の距離と疲れを感じていた矢先に前回練習に行きました時の突然エンジンがストップしてしまい始めてバイクを寄せてクラッシュパッド裏側で練習走行時間が終わるまでコース横で待つ経験をしました。

オイル交換やメンテナンスはいつもしていたのですが私の車両は初期型の2014年モデルでそろそろエンジンも開けてメンテをしなければと思っていた所に今回のブローとなりました

そこで思い切って別のエンジンを手に入れそのまま載せるのではなく少しだけ良くなるおまじないをしたく有給休暇を利用してエンジンをばらしてみました。

エンジンを組むうえで一つの肝となりますバルブ回りをちょこっとだけ愛情を注ぎます。黒ハート

聞いたことあるかもしれませんがバルブのすり合わせという作業なんです。エンジンは吸入・圧縮・爆発・排気の4つの作業で1工程なので4サイクルエンジンとい呼ばれています！（知ってるよ！と言われそうですが。。。）せっかくきれいな空気が吸入されピストンが上昇（圧縮工程）した時にプラグで点火され爆発するのですがその圧縮工程でバルブの密着が悪いと圧縮が上手く保たれずパワーロスになりますので一カ所一か所丁寧にバルブとあたり面のシートをコンパウンドを付けて吸盤が付いたたこぼうという道具で手で擦り合わせていく根気のいる作業なんです。写真左のバルブとシートには擦り合わせたグレーの面が見えると思うのですが、右側のバルブとシートは加工前なので当たりもなくピカピカの新品状態です。

新車のエンジンなどは新品のバルブとシートを組んでおりますのでこの様な作業はされておりません。エンジンのオーバーホールをする場合にバルブを交換しない場合などシートカットをして洗浄し綺麗に磨いたバルブをこのように擦り合わせ良い圧縮になるよう地道な作業をするのですが今回自分のは新品バルブとシートなんですが更にちょっとだけ愛情を注ぎ作業しました。

こちらがバルブコンパウンドで中目と細目があり仕上げていきます。正直私自身最近エンジンをばらして行うさ作業などはほとんどなくエンジンオーバーホールなどかなり昔の記憶の中で作業をしたと思いますが今回十数年ぶりに自分のエンジンですから昔の記憶と昔ながらの手法でやってみました！　やっぱりエンジンなどいじっているときは本当に楽しいです！でも今の私の仕事ではないのでお客様の車両の作業は神川店長と祥平に任せ私は趣味的に自分のバイクをいじって楽しみます。

私がチャレンジしております390CUPはノーマルクラスとカスタムクラスの2つのクラスが有りますがエンジンは基本的にチューニング禁止ですのでばらして組みなおすときにどれだけ正確にそして丁寧に基本的な作業をするかで仕上がりは違います。すべてノーマルのパーツで組み上げるので正当に、でも差が出るある意味別の勝負なのかもしれません double exclamation 　でもライダーがいまいちなのでそこは中々埋まりませんうれしい顔