2024KTMエンデューロモデル乗ってきました!!!
こんにちは!
祥平です!
KTMの新型エンデューロモデルに乗ってきました!
今回エンデューロモデルはフルモデルチェンジをしました!
特に目玉は2STモデルの燃料噴射方式が変わりました!
その違いなんかも僕の乗ったフィーリングをお伝えできればと思います!
場所は長野にあるワイルドクロスパークGAIA
年に1.2回レースで行っている慣れたコースです!
違いを感じるにはいい場所でした!
KTM Jの皆様、いつもこのような機会を用意してくださりありがとうございます。
最初はモデルチェンジした部分をお勉強!
早く乗りたくて早く着席してしまいました(笑)
今回のモデルは2023年モデルから移植できるのはハンドル、レバーくらいであとは全て新しい物になりました!
スイングアーム軽量化、後ろのアクスルシャフト径変更、ワイドなフットペグ、フロントフォークがクローズドカートリッチ式に変更
フレームも新設計、サブフレームに関しましてはアルミと樹脂のミックスになりました!
このサブフレームはKTMグループのハスクバーナ、GASGASと差別化された部分になっております。
ちなみにハスクはオール樹脂、GASGASはオールアルミになっています。
4STモデルはエンジンの設計を見直し、軽量化
そして4STモデルはクイックシフターが付きました!(2速からのアップのみ)
荒れた上りを全開で走っているときや疲れた時なんかにありがたい機能です!
100時間以上テストして最適な点火カットを開発したそうです!
SIXDAYSモデルは標準装備、スタンダードはオプションになります。
今回の試乗車は250EXCーFのスタンダードとSIXDAYSがありました!
今のKTMはSIXDAYSとスタンダードに機能の差はなくオプションが付いているかいないかの違いです
昔はサスが違ったりしました!
4ST250のEXCはエンデューロシリーズの中でも一番フレンドリーな車両だと思います!
エンジンが下から上まできっちり回って癖もなく非常に乗りやすかったです!
モトクロッサーの4ST250に比べると高回転域はマイルドで低速回転の扱いやすかった印象です
長時間乗るジャンルのバイクなのでやはりコンスタントに長丁場走れるようにしてあります。
モトクロス上がりの方でEXCシリーズに乗るなら4STのほうがスイッチしやすいかも??
お次は150EXC!
軽量化の為、いままであったキックアームが廃止されました
エンジンの搭載位置が変更
2度後方に傾けたことによってスプロケットの位置が低くなりました!
それによってアンチスクワットの向上
要は後ろタイヤのトラクションが前のモデルよりかかるようになりました!
そしてTPIからTBIへ
簡単にするとTPIは燃料をシリンダーに吹いていたのに対して
TBIは4STなんかと同じようにスロットルボデーで噴射するようになりました。
何がかわるかって?
乗り味がキャブ車に近くなったというかスロットルのレスポンスがリニアになったというか(笑)
TPIの時はほんのコンマ何秒かアクセルとエンジン回転のずれみたいなのがありました。
まあそれでも気のせいレベルなんですけど(笑)
それが解消!アクセル開度とスロットルがマッチしてました!
エンジンのもたつきもなく綺麗にまわります!
150もEXCの2STの中では一番フレンドリーです!
これからオフロードを始めたくて2STも乗りたいって方におススメ!
ガンガン回して走る爽快感も味わえます!
お次は250EXC
こちらも150同様エンジンの傾きを変更してます。
またトルクチャンバーシステムを再導入して中間トルクを向上しました!
チャンバーも前のモデルよりコンパクトに
ガレや木にチャンバーが先にあたるなんてことが減りそうです!!
こちらもTBIシステムを導入
前よりギクシャク感が少なくよりスムーズに乗れるイメージでした!
で、2ST両方乗っての感想ですが
フロントが軽い!
どうしても従来のEXCは高速コーナーでのフロントが落ち着かないイメージだったのですが
今回のEXCは粘る粘る!
フロントの安心感が違います!
これによって下りなんかでリアがはじかれた時により簡単にコントロールできるようになってる気がします!
また加速時なんかのリアのトラクション状況が分かりやすい!
フロントがよくなった分リアの状況把握がしやすいです感じです!
ギャップなんかもわざとリアを飛ばしてみたりとコントロールのし易さが今回のモデルチェンジの売りかなと思います!
まだまだ細かいチェンジはあるんですがマニアックなんで気になる方はぜひ祥平まで(笑)