PERFORMANCE DAMPER
皆様こんにちは長尾です!
先日少しだけご紹介を致しましたパフォーマンスダンパーにつきましてご案内いたします。
こちらの商品はオートバイパーツの企画、輸入、製作、販売と幅広く手掛ける株式会社ACTIVEで販売をされております商品です。
製造元はなんとヤマハ発動機さんでハンドリングには定評のあるヤマハさんの商品ですので期待が高まります。という事でこちらのパフォーマンスダンパーのラインナップでKTM390DUKE及びADVENEURがありKTMスモール系車両で色々とチャレンジしております当店にお声掛けを頂きしばらくの間色々と試させて頂くことになりました。
390DUKE用以外にKAWASAKIのZRX1200DAEG用とZ900RS用もお借りしましたので弊社でも車両にて装着し勉強させて頂くことになりました。
ACTIVE様ありがとうございます。
商品としては奇麗に梱包され取付要領書やステー、ボルト類など同梱されております。
実際に2022年型390DUKEに取り付けてみました。 そもそもこのおパフォーマンスダンパーとはどのような効果があるのかと申しますとオートバイには走行する上で路面と直接コンタクトする前後のタイヤがありますがそのタイヤを通じて路面の状況(うねりやギャップ)などにおいて前後のサスペンションが吸収をするのですがサスペンションとはまずバネを想像されると思います。でもバネだけでは路面の凹凸に対して吸収するどころかずっと跳ね続けてしまうところをサスペンションではオイルを中に入れ沈み込みや伸びる際に細い油道をオイルが移動することでスプリングの反力を押さえて的確で快適な走りを実現しているのです。その現象を減衰(しだいに減ってゆく)と表現されることが多いかと思います。 このパフォーマンスダンパーも構造としては同類の考え方となるのですがこちらはサスペンションの上下運動ではなくその時に車体(フレーム)にかかる微妙な負担(振動やしなり等)を減衰=徐々に減らし安定させることで本来の操安性や走行時の振動またそこからくる疲労なども軽減してくれる優れたパーツと私自身は理解しております(すみません私のへたくそな解説よりこちらをご覧ください)
http://www.acv.co.jp/active/01_suspension.html
ご覧のように取り付け部分はフレームにエンジンを固定するためのエンジンハンガーとフレームの結合部そして後ろ側はメインフレームとリヤ周りのフレームとなりますサブフレームの結合部で取り付けられておりますので走行中にかかるストレスでミリ単位でしなるスチームフレームを良いかたちでいなしてくれる作用があり一ランク上の走りを体験いただけるというパーツです。
実際に先日のBATTLAXPRO走行会に390DUKEを持ち込みまして走ってきました。先日もご報告しました通り天候がいまいちでしたが操安性につきましては標準のDUKEに比べまして各コーナーへの進入などは軽く目線を曲がりたい方向に向ければスムーズに向きを変えてゆくように感じました。サーキットにつきましては路面も奇麗ですしギャップやうねりなど無いので本来の乗り味を感じられるのはツーリングかと思いました。次回はツーリングに行って比較をさせて頂きたいと思います。
そう思うとDUKEもさることながらより長距離や未舗装路も視野に入るADVENEURモデルにお勧めなのかもしれません。
また引き続きご報告いたします。
h.nagao